兵庫県明石市・加古川市・大阪梅田の「ゴンちゃんの結婚相談所」、権藤です。
本日は「20代・30代の婚活女性が結婚相手に求める年収の最低ラインは?」というテーマでお話しいたします。
真剣に結婚を考えている男性の中には「今の収入で生活を支えられるのか不安。」「年収の最低ラインは?」など、経済面を気にする人も多いかもしれません。
では、生活や住宅、子育てなどには、どれくらい費用がかかるのでしょうか?
この記事では、女性が結婚相手に求める年収や条件などについて解説します。
アンケート調査によると、女性が結婚相手に求める最低年収は「500~600万円未満」が最も多いという結果が出ています。
また仕事を辞めて専業主婦になってもいいと思える相手の年収額は、平均836万円でした。
そして、20代、30代女性が相手に求める最低ラインは、約400万円です。
近年では共働き世帯が増加しています。結婚後も働くことを当たり前として考えている女性も増えています。
「自分の収入と合わせれば十分生活できる。」「相手の年収に関係なく、仕事を辞めるつもりはない。」と考える女性も多いです。なので、あまり男性に高収入を求めていない人も増えています。
【データ参考】
出典:女の転職type「【調査】結婚相手に求める年収は? 選択的夫婦別姓どう思う? 864人の働く女性に聞いてみた」
出典:ラブマ「【男女別】結婚相手に求める最低ラインの年収は?」
女性が相手の年収を気にするのは、ただ「お金持ちと結婚したい。」「裕福な暮らしをしたい。」などの理由だけではありません。
「生活を送るうえで、最低ラインの収入は必要。」「お互いの金銭感覚を知っておきたい。」など、夫婦として家庭を築いていくために気になっている人も多いのです。
それでは女性が結婚相手の年収が気になる理由について、詳しくチェックしてみましょう。
相手の年収は、結婚後の生活に大きく関わっていきます。
生活とお金は、切っても切り離せない関係です。
日々の生活費はもちろん、出産、子育て、住宅、老後、将来に備えた貯蓄なども必要になります。
「妊娠・出産で働けない時期も、夫の収入だけで生活できるのか」「しっかり将来設計を考えたい」などの理由から、結婚相手の年収が気になるという意見もありました。
「お金がないと生活が破綻してしまうが、多い分には困らないから」という理由もあります。
不安や悩みをお金で全て解決することはできません。しかし、経済的な余裕があるに越したことはないでしょう。
「金銭的な余裕があれば、愛が長続きすることもある」「いろいろと選択肢が増えるし、安心感にもつながる」などの理由もあげられました。
「自分より収入が低いと気が引けてしまう」「男性のプライドを傷つけてしまうかもしれない」という理由も多いです。そういう理由で、結婚相手の年収を気にする女性もいます。
収入格差があると、理想の生活スタイルや価値観にズレが生じる可能性があるでしょう。
また相手の生活レベルに合わせていると、ストレスになって関係がギクシャクしてしまうこともあります。
特に男性の平均年収以上に稼いでいる女性は、気になる傾向があるようです。
「金銭的な余裕がないと、気持ちの余裕もなくなってしまう」「我慢が続く生活はストレスがたまる」という女性の意見もあります。
日常生活でお金に困ってしまうと、ささいなことで喧嘩が増えます。また、精神的に不安定になったりする可能性があるでしょう。
結婚生活は恋愛と違って、愛情だけでは成り立たないケースもあります。
しっかりとした経済基盤があってこそ、円満な家庭が築けると言っても過言ではないでしょう。
「結婚後の生活に必要な最低年収が知りたい」「どのくらい世帯年収があればいいの?」と思っている人もいるでしょう。
2022年の調査では、2人以上の世帯(平均世帯人員2.91人、世帯主の平均年齢60.1歳)の消費支出は、1世帯あたり1ヶ月平均290,865円となっています。
費目別の平均は、以下の通りです。
項目 金額
食料(外食) 8万1888円
住居 1万8652円
光熱・水道 2万4524円
家具・家事用品 1万2390円
被服及び履物 9493円
保険・医療 1万4797円
交通・通信 4万1535円
教育 1万1439円
教養・娯楽 2万7619円
その他 4万8529円
出典:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年)」
平均を知って「意外とお金がかかるな」と思った人もいれば「これくらいで生活できるのか」と思った人もいるでしょう。
理想のライフプランは人それぞれ異なります。同じく、必要な収入の最低ラインも人によって違います。
「なんとなく不安」「漠然としか考えていなかった」という人は、この機会に具体的な人生設計やマネープランについて考えてみてはいかがでしょうか?
結論から言うと、年収が最低ラインより低くても結婚できます。
現在の収入は、これまでの経験や努力の成果なので、そこに魅力を感じる女性もいるでしょう。
しかし、これから先もずっと今の年収のままではありません。
コロナ禍などの社会的要因や、本人の仕事に向き合う姿勢などによっても変化します。なので、今後のキャリアプランの方が大切になるでしょう。
また近年では女性の社会進出によって、結婚観も大きく変わりつつあります。
お互いに苦手な部分を補い、協力し合える関係性を重視する女性が増えています。収入額や貯蓄額よりも、対等な関係でいられる男性が結婚相手として求められているのです。
最近では「希望年収はあるが、他の条件のほうが大切」「自分も働いているので、収入面はそこまで重視しない」という女性も増えています。
経済面や外見、年齢のほかには、どのようなポイントが求められているのでしょうか?
それでは最後に、20代、30代の女性が年収以外で男性に求める結婚条件をチェックしてみましょう。
出典:結婚相談所パートナーエージェント「「高収入」より優先したい男性の条件は?」
20代、30代の女性は、理想年収よりも価値観が合うかどうかを大切にする傾向があります。
「高収入の男性と結婚したい」と回答した女性を対象にした調査では、結婚したいと思った男性が高収入でなかった場合でも「無職でなければ結婚したい」と回答した人が35.7%。
反対に「結婚したくない」と回答した人は、わずか4.6%でした。
働く女性が増える中で、年収よりも、金銭感覚や休日の過ごし方が似ていたり、お互いのことを理解し合えたりすることの方が重視されているのです。
結婚相手に求めるさまざまな条件の中で、誠実であることを重視する女性は多いです。
アンケート調査では「優しいが高収入ではない男性」と「優しさに欠けるが高収入の男性」の場合、61.7%の女性が「優しいが高収入ではない男性」を選ぶと回答しました。
暴力をふるわない
借金をしない
気遣いができる
浮気をしない
など、誠実で人間性が高い人は、たとえ年収が最低ラインでも、良い出会いに恵まれる可能性が高いでしょう。
一緒にいて居心地がいいかどうかは、結婚において妥協できないポイントの1つです。
結婚相手とは、人生のパートナーとして長い時間を共に過ごすことになります。
たとえ年収が高くても喧嘩が多かったり、なんとなく居心地が悪かったりすると、家にいてもリラックスできず、心が休まりません。
「会話がなくても気まずくならない」「気を遣わず、お互いに自然体でいられる」ということを、最低ラインの年収よりも譲れない条件にあげている女性も多いのです。
家族や親戚と良い関係が築けているかも、年収以外で女性が男性に求める結婚条件です。
毎日顔を合わせることはないとしても、盆や正月、法事などで集まる機会はあるでしょう。
恋人関係であればあまり問題にならないかもしれません。しかし、結婚すれば相手の親や兄弟、親戚とも家族になるのです。
男性の家族関係があまり良くないと、女性が結婚後に苦労する可能性もあります。
たとえ同居や近くに住む予定がないとしても、家族や親戚との付き合いを気にする人は多いものです。
結婚相手に求める最低ラインの年収は人によって違います。漠然とした不安がある場合は、具体的に人生設計を描いてみましょう。
近年は女性の社会進出によって、共働きを前提に考えている人も多いです。なので、収入面より価値観や性格などを重視する人も増えています。
収入以外のアピールポイントがあれば、きっと婚活でも大きな強みになるでしょう。
「カウンセラーに相談しながら、条件に合う素敵な人と出会いたい」「最短ルートで結婚したい」という人には、結婚相談所の利用がおすすめです。
ゴンちゃんの結婚相談所では、経験豊富なカウンセラーのサポートのもと、理想の相手を探すことができます。
無料相談も実施しているので、婚活や結婚にお悩みの方はお気軽にご相談ください。