あなたはいつも好きな人や恋人のことばかり考えていませんか?
健全で楽しい毎日が過ごせていれば良いことです。しかし、過度な嫉妬心や執着心が芽生えているのであれば、それは恋愛依存症に陥っているのかもしれません。
この記事では、恋愛に依存しやすい女性の特徴を紹介します。最後には克服方法もお伝えするので、参考にしてくださいね。
恋愛依存症とは、パートナーに強い執着心を持ち、とにかく彼氏中心に生きる人を指しています。
「幸せなはずなのに、満たされず常に不安や恐怖がつきまとう」。
そんな感情を持ったことがあるなら、要注意ですよ。
この症状は、本当の自分を見失ってしまったり、自分や相手を傷つける可能性もある深刻な精神状態なのです。
ここでは、恋愛にまつわる依存症の代表的な3パターンについて、詳しく解説していきます。
共依存とは、パートナー同士でお互いに依存し合っている関係をいいます。
自己評価が低いために、相手に必要とされることで存在価値を見出そうとするのです。
自分自身よりも相手の問題に向き合い、犠牲を払ってでもその人の力になりたがります。
一見、純粋に相手のことを想っているようです。しかし、深層心理では自分の価値を再確認しているのでしょう。
1人になることを極端に恐れ、パートナーなしでの生活ができなくなっていきます。
このタイプの人は、問題を抱えた人に惹かれやすいです。したがって、安定した生活が手に入っても刺激のある恋愛を求めてしまうのです。
関係が深くなることを恐れて、幸せから逃げたくなるという回避依存型です。
「本当の自分を知られると相手が離れていってしまうかもしれない」という恐怖から、自分から望んで始まった恋愛も、手に入れると拒絶して手放すということを繰り返します。
本心では深い恋愛関係を求めていても、自ら関係を壊してしまうのです。
回避依存型にはいくつかのパターンがあります。相手を服従させたい「独裁者タイプ」。捨てられることを恐れるがゆえに完璧な人間を演じる「ナルシストタイプ」。裏切られることに恐怖を感じてわざと距離をおく「脱走者タイプ」があげられます。
セックス依存型は非常に深刻な症状です。
快楽物質ドーパミンがセックスによって発生し、その快感に溺れていきます。
自分の衝動をコントロールできなくなって複数の相手と性交渉してしまうと、本当に大切にしたい恋愛関係まで破綻しますよね。
セックス依存症は、男女誰にでもなりうる可能性があります。
特に女子は、愛情を確認するためにセックス依存に陥るという傾向があるでしょう。
少しの嫉妬心や不安は恋愛にはつきものです。それがちょっとしたスパイスとなって刺激的な毎日になりますよね。
しかし、それが度を超えてしまうと、心のバランスが崩れて苦しくなるでしょう。
ここでは、依存しやすい女性の特徴を3つ紹介します。
「いつも恋愛のことばかり考えていて、苦しい」と思う人は、自分に当てはまる部分がないかチェックしてくださいね。
恋愛依存になりやすい女性は、パートナーから褒められることで自己肯定感の低さをカバーしようとします。
自分で自分の価値を見出すことができないので、わかりやすく褒めてくれたり認めてくれる相手を常に必要としているのです。
思い通りの相手がみつかると、どっぷりとハマってしまいます。そして、その人なしでは自信がもてなくなってしまいます。
恋愛依存しやすい女性は、物事をネガティブに捉えやすい傾向にあります。
自己評価が低いので、周りと自分を比較して落ち込んだりします。そして、「いつか嫌われて見捨てられてしまう」と思い込んだり、常に悲観的な感情を持っているのです。
ちょっとした恋人の発言や表情を敏感に察知したりもします。したがって、相手の一言一句に振り回されてしまいます。
恋愛が最優先になので、ネガティブな思いを抱え込みすぎると、仕事やプライベートに支障をきたすこともあるでしょう。
ヒマな時間が多い女性は、恋愛に依存しやすくなります。
没頭できる趣味がなかったり、友達や家族など恋人以外と過ごす時間をつくりません。なので、「恋愛だけがすべて」という状態になります。
彼氏に予定ができて一緒に過ごせないときは、何をしたらいいのかわからなくなってしまう女性もいます。
恋人がいなくても常に誰かに恋をして、心の穴を埋めようとするのも特徴です。
なにか夢中になれることがみつからないかぎり、この状況から抜け出すことは難しいでしょう。
恋愛に依存してしまっているのか?または単に彼氏のことを愛しているだけなのか?を判断するのは難しいかもしれませんね。
しかし、依存してしまっているのなら、改善する必要があるでしょう。
自分自身の恋愛を客観的に見つめなおすことはなかなかありません。この機会に、以下の3つのポイントに共感するかどうか確かめてみてください。
代表的な依存症状の1つに、好きな人や恋人を生活の最優先にすることで仕事や友人たちとの関係をおろそかにしてしまう、ということがあります。
恋愛がうまくいっているときは、その他の生活も順調に進むでしょう。
しかし、ひとたび恋愛で不安になってしまうと、すべてに影響がでてしまいます。
「彼氏との予定が入るかもしれないから」と友達付き合いを制限したり、彼氏の好みに合わせすぎて自分を見失っている場合は要注意です。
彼氏からの連絡が少し遅くなるだけで、不安になったり他のことが手につかなくなってしまうのは恋愛依存症の特徴です。
スマホの前でずっと連絡を待っていたり、悪いことばかり妄想して落ち込むことがよくあります。
「連絡がこないのは、愛されていないからだ」と勝手に思い込んでしまいます。そして、不安な思いを相手にぶつけてしまいがちです。
彼氏のことを考える時間が増えれば増えるほど、依存はエスカレートしますよ。
恋愛依存症に陥っていると、友達の声が耳にはいらなくなってしまいます。
恋人の存在や意見がすべてになってしまいます。したがって、友達や家族がどんなアドバイスしようとも関係ありません。
いつのまにか周りの人は何も言ってくれないようになり、ますます彼氏中心の生活になってしまうでしょう。
友人からの客観的かつ冷静な意見は大切ですよ。
結婚することはゴールで、それさえできればすべてがうまくいくと信じている女性は多いでしょう。
たしかに、恋人として付き合っていた頃よりは一緒に過ごせる時間が増えたり、相手の行動を把握しやすくなります。
しかし、長い結婚生活を送るうえで、本当に恋愛依存症を抱えたままの状態でも幸せになれるのでしょうか?
恋愛依存症の女性が結婚した後にどうなっていくのかをみていきましょう。
①結婚しても安心できない
恋愛依存を克服できていないと、結婚したからといって不安が消えることは決してありません。
むしろ、「旦那はどこで何をしているのだろう」「出張中に浮気をしているのではないか」と心配ばかりが募ります。
精神的に自立できないと、「いつか見捨てられてしまうのではないか」という気持ちを拭い去ることはできないのです。
②ダメ男はさらにダメになる
恋愛依存症の女性は自己評価が低いです。したがって、ダメ男を引き寄せてしまいます。
「理想の男性からは愛されない」と思い込んでいたり、「ダメ男なら私を見捨てることはないだろう」と考えているからです。
しかし、ダメ男と結婚して法的に結ばれてしまうと、彼のDVやモラハラなどの問題行動はエスカレートすることになるでしょう。
簡単に別れることができないので、あなたに逃げられてしまうことはないと安心するからです。
結婚すると改善されるどころか、悪化してしまう恐れがあると考えておいてくださいね。
恋愛依存しやすい女性の特徴や症状などをみてきました。あなたに当てはまる部分があったでしょうか?
もしあなたが「私は依存症だったんだ」と感じるのであれば、それは克服すべきです。
ここでは具体的な克服方法を5つ紹介します。ぜひ試してみてください。
心から満たされる幸せな恋愛をするために、真剣に取り組んでいきましょう!
自分の気持ちを否定してはいけません。
・甘えたい
・見捨てられそうで不安
・恋人に嫉妬して束縛してしまう
などの素直に湧き出た感情は否定せずに認めてあげてください。
「こんな気持ちを感じるのは自然なことで、あなただけじゃないよ」と自分を許すのです。
まずは自分を認めて愛することが恋愛依存克服の近道となります。
②長所を見つめ直す
恋愛依存症は自信のなさが原因になっていることがほとんどです。
些細なことでかまわいません。長所を見つめ直して自分の価値を再確認しましょう。
彼氏から褒められた部分を長所として伸ばそうとすると、彼氏の評価に依存してしまいます。
ですから、彼氏は抜きにして自分と向き合ってみつけるのがおすすめですよ。
過去に周りの人から褒められたことを思い出したり、家族に「私の長所ってなんだろう?」ときいてみましょう。そうすると、自分では気づけなかった部分を発見することができます。
そのポイントを伸ばそうとする努力を怠らなければ、次第に自信が湧いてくるでしょう。
一人の時間を充実させて、恋愛だけがすべてじゃないと感じるようにします。
取り組むことはなんでも良いのです。
自分が達成できると考える地点よりも少しだけ高い目標をかかげてみてください。そして、しっかりと最後までやり遂げてみてください。
難易度の高い目標にチャレンジしていると、精神力が高まって自信もつきます。
彼氏に依存するのはやめて、限りある貴重な時間を自分磨きに充てましょう。
他の人に甘えることで、恋愛依存を克服できます。
恋愛依存症に悩んでいる人は、幼いころに甘えることができなかった人が多いです。
そこで、まずは自分が素直に感じる「甘えたい」という感情を認めてみてください。
そして実際に、恋人以外の周りの人に少しずつ甘えてみるのです。
例えば、困っていることがあれば一人で抱え込まずお願いしてみましょう。そんな小さなことから始めてみましょう。
彼氏のことばかりを考えて、苦しさや不安が多いと感じるのであれば、それは恋愛依存症に陥っているのかもしれません。
自己肯定感の低さを恋人との関係で満たそうとするうちに、依存心は芽生えていきます。
常に褒められたいと感じていたり、ネガティブな思い込みが激しい女性は恋愛依存しやすいので注意しましょう。
症状としては、何よりも恋人を最優先にしたり、彼氏からの連絡が少しでもないと不安になってしまうといったものがあります。
また、自分自身が変わらなければ、結婚をしても不安を消し去ることはできないでしょう。
自然に湧き起こる感情を許し、自信をつけることで克服することは可能です。
まずは自分を愛することから始めてみてくださいね。